趣味がない人の老後はつまらない?  ガンと向き合う作家が見つけた趣味とは呼べない「楽しみ」
趣味がない人の老後はつまらない? ガンと向き合う作家が見つけた趣味とは呼べない「楽しみ」
「趣味を持っています」と胸を張って言える人は、どれくらいいるだろう。休日や息抜きの楽しみはあるけれど、趣味というほどでは……という人も、多いのではないか。

「趣味・娯楽」の行動者数は 9,855万9,000人。行動者率は人口の87.0%となっている。日本人のほとんどが趣味を持っている、ということになる。内容を見ると、映画・音楽鑑賞、読書の人気が高い。空いた時間に一人でできることも、人気の理由だろう。
http://www.stat.go.jp/data/shakai/2016/pdf/gaiyou.pdf
<参考:総務省統計局 平成28年社会生活基本調査 生活行動に関する結果 結果の概要>

「老後の趣味」というテーマは、よく耳にする。定年後は自分の時間が増えるため、趣味が大きな役割を果たすという。

しかし若いころは仕事が忙しく、趣味に時間をかけられなかったため、定年後に時間をどう使っていいかわからない、という人は案外多い。また「遠くへの旅行が困難になった」「激しい運動が難しい」など、体力・健康面の衰えを理由に、若いころの趣味を続けられない場合もある。

老後を楽しく過ごすためには、新たに趣味を探さなくてはいけないのだろうか。きっかけや一緒にやる人が見つからない中で、新しいことをはじめるのは難しい。楽しむ前に、頭を悩ませてしまうような趣味では、本末転倒だ。

理想的な楽しい老後とは、どんなものだろうか。定年後も楽しみを見つけて過ごしている作家に、話を聞く。

● 公開日時:2020年2月27日(木)14:00 ウェブマガジンSOCIO:https://00m.in/gNdpe

▼ 記事概要・ゲスト紹介

趣味がなくても、日常で楽しみを見つけるには?

楽しみと趣味は違うのだろうか。技術が得られたり交友関係を広げたりと、趣味は楽しいだけでなく、なにかを取得できる輝かしいものという印象だ。岩井昭さん(作家)は世間的な趣味のイメージと、自身の楽しみについて、こう話す。

「たしかに一つの趣味に打ち込んでいる人は、輝いて見えるでしょう。しかし特定の趣味がなくても、楽しむ心や面白がる力のある人は、その時々の感動や体験で充実しています。私のように、思いがけないものに触発されて、関心事が生まれることもあるのです。」

なぜ病気と向き合いながら楽しめるのか

岩井さんは自身のガンを「哲学的な病」と言う。正解への出口がない点で、哲学と完治が極めて難しい病は共通しているのだそうだ。病気や命について調べていくと、病状が悪化したケースや死といった、暗いテーマにぶつかるだろう。それでも情報を求めていくことには、勇気がいるように思える。

「若いころだったら、死や病気は恐ろしいものだったでしょう。しかし今は余計なことを考えたり、ためらったりする必要がないのです。「死」が近づいている状態で哲学に取り組んだとて、徒労に終わるだけではないと私は信じています。」

岩井昭(いわい・あきら)

作家。
『感動と物語に生きる:マージナル・ライフの実践』の作家。
【略歴】
昭和26年生まれ大阪府出身、米子市在住
昭和50年、同志社大学文学部文化学科卒業(専攻:教育学)
昭和59年、米子総合高等職業訓練校電気機器科卒業
設備管理の仕事に従事
平成9年6月、貯蓄広報中央委員会による第43回「わが家の家計簿・生活設計」体験談で奨励賞受賞、これが、本書執筆のきっかけとなる
平成23年退職、大山町へ移住
今和2年現在、大山町在住

『感動と物語に生きる:マージナル・ライフの実践』
『感動と物語に生きる:マージナル・ライフの実践』

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SOCIO(ソシオ)は、「あたらしい自分と社会をつくる」をコンセプトにしたウェブマガジンです。毎記事で1つのテーマを取り上げ、各界で活躍する作家が質問にお答えします。社会問題から人生のお悩みまで、さまざまな気になることを作家とともに考えていきます。SOCIOを通して、みなさまが未来について考える機会をお届けしたい。そんな想いで、発信してまいります。
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所在地  : 〒105-0003 東京都港区西新橋1-5-12 佐野ビル6F
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