オムロン ヘルスケア株式会社(代表取締役社長:荻野 勲、本社所在地:京都府向日市、以下 当社)は、当社の健康管理アプリ「OMRON connect(オムロン コネクト)」(以下 オムロン コネクト)を利用するユーザ約30,000人を対象に、「新型コロナウイルス感染症の流行下における意識や生活の変化に関するアンケート」を実施しました。(有効回答数26,724)

 

本調査は、5月17日の世界高血圧デー、5月25~31日の脳卒中週間に先立ち、新型コロナウイルス感染症拡大防止策による外出自粛や生活様式の変化によって人々の意識や生活行動、血圧値などのバイタルデータがどのように影響を受けたかを調査しました。また、自粛期間下での意識や生活習慣の変化に伴う高血圧管理のポイントや、自粛期間後にどのように健康を管理するのがよいか、調査結果をベースに日本高血圧協会理事長の島本和明先生に伺いました。

 

 

■アンケート調査結果まとめ

1. 感染症の流行で「健康に関する意識が変化した」と、8割以上が回答。

1位「運動することを心がけるようになった」(35.2%)、2位「疾患のリスクに関して情報を集めるようになった」(31.6%)と健康維持に対する意識の高まりと疾患のリスクへの不安を確認。

 

2.生活様式に変化があったと回答したのは約9割。

1位「運動する機会や運動量が減った」(46.4%)、2位「テレワークが増えた」(37.6%)、3位「体温を測る習慣がついた」(28.7%)と日常の生活行動に変化。血圧・体重を測定する習慣も上昇し、健康状態の測定に対する意識の高まりが顕在化。仕事上と家庭においてストレスが増加したと回答した人はそれぞれ2割存在。

 

3.血圧値に変化があったのは、約17%。

およそ10人に1人が「血圧が上がった」(7.6%)または、「血圧が下がった」(9.7%)と回答。

 

4.「歩数、活動量が減った」と回答した人の、2人に1人が「体重が増加した」と回答。

 

5.血圧の降圧治療中の7割以上が新型コロナウイルス感染症流行後の、通院の意識に変化。

  病院へ行くことへの抵抗や、長時間滞在することへの不安が明らかに。

 

 

 

1.「健康に関する意識が変化した」と、8割以上が回答。

全体の81.1%*が、健康に関する意識が変化したと回答しました。1位「運動することを心がけるようになった」(35.2%)、2位「疾患のリスクに関して情報を集めるようになった」(31.6%)、3位「ストレスを溜めないように心がけるようになった」(29.7%)と健康維持に対する意識の高まりと疾患のリスクへの不安が確認できました。

*特にない 以外の回答をした人

 

20200515-01

(回答数25,224)※複数回答

 

 

 

2.「生活様式に変化があった」と回答したのは約9*

全般

1位「運動する機会や運動量が減った」(46.4%)、2位「テレワークが増えた」(37.6%)3位「体温を測る習慣がついた」(28.7%)と日常の行動に変化が見られました。

「血圧を測る習慣がついた・頻度が増した」(14.4%)、「体重を測る習慣がついた・頻度が増した」(10.9%)と血圧・体重を測定する習慣もそれぞれ上昇し、健康状態を測ることへの意識の高まりが確認されました。

 

ストレスについて

仕事上と家庭においてストレスが増加したと回答した人はそれぞれ約20%いました。一方で、仕事上のストレスが減ったと回答した人も約10%いました。

 

*特に生活の変化はない 以外の回答をした人

 

20200515-02

(回答数25,224)※複数回答

 

 

3.血圧計ユーザのうち、血圧値に変化があったのは17%。

およそ10人に1人が「血圧が上がった」(7.6%)、または「血圧が下がった」(9.6%)と回答。普段よりも時間に余裕のある生活や通勤・職場でのストレスなどから解放される反面、在宅勤務や外出自粛などでかえってストレスを受けているなど、生活様式の変化が血圧に影響を及ぼしていることが確認できました。

 

20200515-03

(回答数14,418)※血圧計ユーザのみ

 

4.「歩数、活動量が減った」と回答した人の、2人に1人が「体重が増加した」と回答。

「歩数、活動量が減った」(55.5%)と回答した人のうち、2人に1人体重が増加したと回答。在宅勤務や外出自粛などによる、活動量の減少が体重増に結び付いていることが明らかになりました。

 

20200515-04-1

(回答数2,405)※活動量計ユーザのみ

 

 

20200515-04-2

(回答数811)※活動量計ユーザで、「歩数、活動量が減った」と回答した人のみ

 

 

5.血圧の降圧治療中の7割以上*が通院の意識に変化。

感染症が流行してから、日常の病気や症状での通院に対する意識に変化があると回答した人は7割以上いました。「症状が安定しているのでお薬だけ欲しい」(36.9%)「通院頻度は変えたくないが待合時間を減らしたい」(27.3%)など、病院へ行くことへの抵抗や、長時間滞在することへの不安が明らかになりました。

*特別な変化はない/現在通院していない 以外の回答をした人。

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(回答数7,294)※降圧治療中の人のみ、複数回答

 

 

 

■ 日本高血圧協会 理事長 島本和明先生からのコメント 

 

島 本 和明 先生

日本高血圧協会 理事長

日本医療大学 総長

北海道小樽市生まれ。札幌医科大学卒業。平成8年札幌医科大学第二内科教授。平成16年~20年札幌医科大学附属病院病院長。平成22年~28年札幌医科大学学長。同年4月より日本医療大学総長、平成29年10月より日本高血圧協会理事長。専門分野は高血圧の疫学、病態、成因、治療に加え、生活習慣病とメタボリックシンドロームの研究。

 

新型コロナウイルス感染症の影響下でも、高血圧の方はお薬を飲み続ける、家庭血圧を測り続けることが大事です。家庭血圧を測定することで、血圧が安定していること、つまり治療経過が良好であることを確認できます。今回のような状況の中では、行動が制限され家庭内で過ごす時間も増えたことで、習慣的に血圧を測定する人も増えました。これを機に、家庭血圧をきちんと測って記録することを習慣化してみてはいかがでしょうか。

 

今回、血圧変動があった人は生活が戻ったときにどう変化するのかに注意が必要です。今回血圧が上がった人は今の環境にストレスを感じ、血圧が下がった人は元々の環境にストレスを感じていた可能性もあります。ストレスの原因はどこにでも存在するので、ストレスの感じ方が変化することは仕方ありません。しかし、今回の行動制限で血圧が下がった人は、通勤や職場でもストレスを感じる「職場高血圧」の可能性もあります。流行前の血圧値と現在の血圧値を比較するだけでなく、元の生活に戻った時、つまりアフターコロナの血圧値も非常に重要です。元の生活に戻ると、職場高血圧の人は血圧が上がる可能性もあるので、血圧を測り続けてほしいと思います。

 

新型コロナウイルス感染症が流行する今だからこそ、家庭で血圧をしっかり測定し、血圧変化を確認しましょう。

 

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当社では、「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」を事業ビジョンに掲げ、高血圧の予防改善による脳・心血管疾患の発症抑制を目指しています。家庭での血圧測定および血圧コントロールの大切さを啓発し、脳・心血管疾患の原因となる高血圧の予防改善に貢献していきます。

 

 

調査の概要

■調査目的 :

新型コロナウイルス感染症拡大防止策による緊急事態宣言による外出自粛や生活様式の変化によって人々の意識や生活行動、血圧値などのバイタルデータの変化を調査し自粛期間下での高血圧管理のポイントや自粛期間後の健康管理について考える。

■調査対象 :

オムロン コネクトを利用するユーザ 30,030人(有効回答数26,724人)

年代  20代以下 4.4%

30代  9.8%

40代 26.8%

50代 36.8%

60代 17.4%

70代  4.4%

80代以上  0.5%

男女比 男性 68.9% 女性31.0%

■所有機器 :血圧計(62.5%)、体重体組成計(56.4%)、活動量計(10.0%)

※複数機器の所有あり

■調査エリア :全国

■調査方法 :インターネット調査

■調査期間 :2020年5月8日(金)~2020年5月13日(水)

 

 

■OMRON connect(オムロン コネクト)とは

「OMRON connect(オムロン コネクト)」は、スマートフォンに最新の健康データを簡単に転送する無料のアプリケーションです。オムロンの健康機器で測定した血圧や体重、歩数のデータをお手持ちのスマートフォンで簡単に管理することができます。データはBluetooth通信でスマートフォンに転送され、グラフで確認できるので身体や歩数の変化傾向がわかります。

詳細はこちらから  https://www.omronconnect.com/jp/ja_def/

 

 

 

■ウェアラブル血圧計 HeartGuideについて

昨年12月に日本で発売した腕時計サイズの小型で、手首での血圧測定を実現した「オムロン ウェアラブル血圧計 HCR-6900Tシリーズ」の血圧計。独自に開発した幅の狭い新構造のカフで、常時手首に装着可能な腕時計サイズを実現。職場や外出先など、気になった時の血圧をいつでも簡単に医療精度で測定可能。データは専用アプリで管理できる。